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2月12日

節分草の里を訪ねて・・・錦川清流線を往く@山口県岩国市の巻 

 


2009年に山口県岩国市錦町広瀬でセツブンソウの分布が初めて記録され

以来地元の人たちによる保護活動のもと

地域振興を兼ねて自生地の一般公開が行われています

昨年まーさんが初めて行ってきましたが

今年も「まーさん部隊」で見学会に参加してきました♪


「当選」した節分草見学会応募はがき

今年は事前に往復はがきで応募する方法になっていました

そしてうれしい「当選♪」の返信が届きました^^



115系@岩国駅

防府駅を10:04分出発

山陽本線を岩国まで約2時間弱・・・

私たちを運んでくれた2輌編成の電車です



NT3000形気動車(「こもれび号」)

錦川鉄道の気動車がやって来ました

今日は見学会に合わせ特別に3輌編成となっています

手前から「こもれび号」・「せせらぎ号」・「きらめき号」

どの車輌にも錦川の清流にちなんだかわいい絵が描かれています



NT3000形気動車(「こもれび号」)

「こもれび号」には森林のグリーンを基調として清流に棲むカワセミの絵が描かれています

下のくちばしが赤いのでこのカワセミは女の子ですネ♪



「ひろしま清盛」ヘッドマーク付き115系@岩国駅

乗り込んだ列車の車窓からたまたまこんなヘッドマークを付けて走る電車を見つけました

NHKの大河ドラマ「平清盛」にちなんで観光誘致のために

山陽本線(下関〜三石駅間)・呉線・可部線を走る12編成に今年12月までこのヘッドマークが取り付けられるようです



セツブンソウ自生地見学整理券

岩国駅出発ホームで見学会の受付を済ませ

引き換えに整理券をもらっていよいよ出発

今日の参加者は約130名だそうです



錦川清流線起点

岩国駅を出発して2つ目の川西駅

ここが錦川清流線の起点となっているのですね

錦町駅まで錦川沿いを走る約1時間の列車の旅です

車内は“ガールズ・トーク”で超賑やかでした^^;



錦川鉄道社長のあいさつ@錦町駅前広場

錦町駅に到着すると

節分草保存会の人や錦川鉄道社長の歓迎のあいさつがあり

その後おおまかに3つのグループに分かれて出発しました



ミシン館@広瀬商店街

広瀬商店街を通って自生地まで約1.6キロの道のりを歩きます

各グループに一人ずつ地元の方が案内人としてハンドマイクで街の紹介をしながら歩いてくださいました

商店街では「錦まちぐるみ博物館」と称して商店ごとに古いものやいろんな珍しいものを展示していらっしゃいます

これはなつかしい足ふみ式のミシン

いいですねー・・・

NHKの朝ドラ「カーネーション」でもお馴染み^^



節分草を紹介する自生地入り口の案内板

自生地に到着しました

自生地は私有地ということで栗林になっています

昔から栗林を維持するために毎年草刈をして手入れをしていた事により

結果として節分草の生育が守られてきたのだそうです

節分草は人の手が行き届いた里山でこそ生きることが可能な植物なのですね



セツブンソウ(キンポウゲ科)

まだまだつぼみのものも多く咲き始めの初々しいセツブンソウたちです

背丈は3〜4センチほど・・・

ちっちゃくてかわいい〜

それにしてもすごい群生です



セツブンソウ(キンポウゲ科)

葉っぱはなんだか「ウーパールーパー」みたいですね^^



セツブンソウ(キンポウゲ科)



セツブンソウ(キンポウゲ科)



セツブンソウ(キンポウゲ科)



セツブンソウ(キンポウゲ科)



セツブンソウ(キンポウゲ科)

群生地は本当にたくさんのセツブンソウで足の踏み場もないくらいです

通路を残してロープで区切られ大切に保護されています

みんなロープの外から思い思いに撮影したり観察したりして

春一番のかわいい花を楽しませてもらいました♪





さげもん@広瀬商店街

帰りはゆっくりと「まちぐるみ博物館」を見たり

地元の方が用意されたバザーに立ち寄って

おでんやぜんざいを食べたり買い物をしたり^^



老夫婦のかかしと農機具@広瀬商店街

そうこうしている間に帰りの列車の時刻も近づいてきました



錦町駅

そうそう 3月から11月の間季節運行される「とことこトレイン」にも今度乗ってみたいなぁ・・^^



NT3000形気動車(「ひだまり号」)

16:02分の出発を待つ帰りの列車

3輌編成の内の1輌がカワセミの絵の「こもれび号」から

この桜の絵の「ひだまり号」に入れ替わっていました



クマタカ

錦町駅のホームからふと見上げると・・・

なんと空高く2羽のクマタカが旋廻しているではありませんか



クマタカ

幅の広い翼と黒い頭・・・クマタカに間違いありません

飛び交わして私たちを見送りに来てくれたのかなぁ^^



クマタカ

「ニシキ太郎」と「ニシキ花子」でしょうか??!

地元の人たちによって守られている豊かな森林と里山を象徴しているかのようでした



古市節分草保存会の皆さん@錦町駅

帰り便の出発・・・

地元保存会の皆さんがホームまで見送りに来て下さっていました



節分草保存会の皆さん@錦町駅

ずーっと手を振って下さってます

列車がトンネルに入っても・・・

今年もありがとうございました〜





錦川清流線

錦川に沿って走ります

ところどころ景色のいいポイントではゆっくりと徐行運転をしてくれます



ヤマセミ

線路の近くの木にとまっていましたが列車に驚いて飛んでいきました

車窓からヤマセミを見ることが出来るというのも錦川清流線ならではですね♪



錦川清流線

沿線には桜の木も多くあり花の季節も楽しみです



NT3000形気動車(手前から「きらめき号」・「せせらぎ号」・「ひだまり号」)@御庄駅

御庄(みしょう)駅で降りて 乗ってきた錦川鉄道の列車を見送りました

帰りは新岩国駅から新幹線に乗ることに・・・

御庄駅から新岩国駅まで連絡通路を歩いて約5分で接続できます



N700系新幹線「ひかり」@新岩国駅

轟音とともに通過していく新幹線の早いこと・・(@ @);

新幹線ってスゴい・・・

改めて思いました



700系新幹線「こだま」@新岩国駅

今やレールスター車輌も「こだま」になってます



700系新幹線「こだま」@新岩国駅

そして私たちの乗るレールスター車輌の「こだま」がやって来ました

新岩国から徳山までわずか15分・・・

行きと違って帰りはあっという間の行程でした^^;














錦川清流線に乗って訪ねた節分草の里・・・

春一番の うれしい、楽しい、温かい旅でした。

 by まーさん&こざる隊員