6月10日
眠れる森の・・・カエル^^@萩市の巻
昨年まーさんがモリアオガエルを見つけた小さな湿原に行ってみました
さてさて・・今年もいるでしょうか??
モリアオガエルの卵塊
おーっ 池のほとりの松の木に卵塊を発見♪♪
辺りの木を双眼鏡で丹念に探したところ・・・
モリアオガエル(デジスコで撮影)
いたいた〜〜♪
眠そうな顔をしていますが・・・
まーさんがフィールドスコープで捉えて見せてくれました
こざる隊員は見るのは初めてでした
肉眼と双眼鏡で見て葉っぱの大きさとも比較して体長が7センチくらいあることを確認しました
目も赤いしアマガエルより全然大きいし
確かに・・・これがモリアオガエルなのですねー♪
モリアオガエル(デジスコで撮影)
ますます眠そうな顔に・・・
やっぱり・・お疲れなのでしょうか??(笑)
ほとんど動きません
モリアオガエルのお尻^^(デジスコで撮影)
おやおや しばらくすると少し動いてとうとうお尻を向けてしまいました・・・^^;
フィールドスコープで覗いているのがバレたかなぁー(笑)
モリアオガエルに会えて一安心・・・
それでは辺りの昆虫や植物を観察することにしましょう
ここにはいろんな昆虫もいますよ(@ @)
クロイトトンボ♂
メスグロヒョウモン
キンモンガ
モノサシトンボ♂
モノサシトンボ♂
お腹の節は几帳面に等間隔になっていますね
さすがモノサシ
ダイミョウセセリ
とまっているのはヌルデ(ウルシ科)の葉っぱかな
ヤマツツジ(ツツジ科)
クロモジ(クスノキ科)
端正に広がった葉っぱに青い実が付いていました
『何だろう?』
帰って図鑑で調べて クロモジであることがわかりました
花の時期にはよくわかるのですがその他の時期にはわからないものですねー^^;
勉強しなくては・・・(笑)
キブシ(キブシ科)
これも花の時期にはお馴染みの植物ですが・・・
帰って図鑑で確認しました
果実の付き方からなんとなく想像はできますね
キブシ(キブシ科)
花の時期は葉っぱは付いていないので
『こんな葉っぱなんだ〜 はじめまして・・・』
って感じです
モノサシトンボ♀
雌も几帳面・・・^^
イヌツゲ(モチノキ科)
小さな小さなイヌツゲの花が咲いていました
これは雄株の雄花でしょうか?
ヒカゲチョウ
クロスジギンヤンマ♂
池の上をしきりにパトロール飛行していた大型のトンボ
見たときはルリボシヤンマかと思いましたが
帰って画像をチェックしてみるとクロスジギンヤンマであることがわかりました
クロスジギンヤンマ♂
雄はずっと飛行しているので写真に撮るのはけっこう至難の業なのです
クロスジギンヤンマ♂
胸の黒いスジが特徴です
クロスジギンヤンマ♀
池では雌が産卵をしていました
クロスジギンヤンマ♂
雄が2〜3頭いて時々空中バトルを繰り返していましたよ
どの雄も自分の子孫を残そうと必死なのですね
ヤマサナエ
空中で蛾を捕まえ近くの枝にとまって食べ始めました(@ @)
モンキアゲハ
アカシジミ(デジスコ撮影)
コナラ(ブナ科)の葉にとまった鮮やかな色のシジミチョウを発見
ゼフィルス(西風の精)と呼ばれるシジミチョウの一種 アカシジミでした
アカシジミ(デジ眼400ミリで撮影)
スミナガシとサトキマダラヒカゲ
中央がスミナガシ
左上にサトキマダラヒカゲがいます(わかる?^^)
どちらも木の幹と見分けがつきませんね
ここにはたくさんの蝶が集まっていました
おいしい樹液が出ているのでしょうね
ネジキ(ツツジ科)
まだつぼみでしたが葉の下に並んで付いた小さな白い花を発見
これも帰って図鑑で名前を調べました
ネジキ(ツツジ科)
ガマズミ(スイカズラ科)
「ミヤマガマズミ」は葉の先端が尾状に尖っているようですが
これはそれほど尖っていないので「ガマズミ」のようです
??
苦手な人はご勘弁・・・
でもとってもカラフルですね〜^^
調べたところ「シロシタホタルガ」の幼虫でした
「幼虫図鑑」というページで検索したら見つかりました
ものすごくたくさんの幼虫の写真で検索できてこれは親切なページだと思いました♪
ナガバモミジイチゴ(バラ科)
おいしそう〜
この後こざる隊員の口の中に入ったのは言うまでもありません(笑)
おいしかった♪(*^ ^*)
眠れる森の・・・カエルさん♪に会ってきました。
ここは小さな湿原ですがゼフィルスやいろんな蝶、そしてトンボにも出会うことができました。
モリアオガエルの棲む森は、豊かな里山の自然が守られているところなのですね。
by まーさん&こざる隊員