5月2・3日
黄色いスミレに会いに行こう♪@広島県の巻
ふと思い立ち「黄色いスミレに会いに行ってみよう♪」ということになりました
早速お宿を予約して・・・
さて・・・咲いているかな??幸せの黄色いスミレ・・・
スミレサイシン(スミレ科)
まだ肌寒く季節が逆戻りしたような比婆山系・・・
最初に出迎えてくれたスミレはなんと「スミレサイシン」でした
スミレサイシン(スミレ科)
葉っぱと花が同時に出てくるこのスミレ
まだ葉っぱは開ききっていなくて
『くるん』って^^
スミレサイシン(スミレ科)
距は『ぽってり型』ですね
イカリソウ(メギ科)
イカリソウも咲き始めていました
ウバユリ(ユリ科)
つやつやぴかぴかの葉っぱ
ユキザサ(ユリ科)
ユキザサはつぼみを持ち上げていました
ムシカリ(スイカズラ科)
ブナ林に春の到来を告げるムシカリの花です
ムシカリ(スイカズラ科)
マルバスミレ(スミレ科)
少し小ぶりな白い花はマルバスミレでした
ヒガラ
蝶ネクタイのヒガラさんです
(ちなみに棒ネクタイはシジュウカラ^^)
立烏帽子山駐車場にて
看板にはこんなことが書いてあります
「日本最古の歴史書「古事記」に、国生みの神・伊邪那美命を葬ったと記されている比婆山は
古くから信仰の山として遠く島根県、鳥取県、岡山県などからも参拝者が訪れ、
さまざまな産物や文化が往来した交流の地でもあります・・・・」
比婆山は古事記伝説の『神眠る山』なのですね
さてここから池の段まで山道を歩いていきます
竜王山方面
今まさに芽吹こうとしている山の木々たち
やわらかな色合いです
伊邪那美命の隠れ穴への案内板
伊邪那美命の隠れ穴
登山道から少し降りたところにその穴はありました・・・
オオタチツボスミレ(スミレ科)
スミレサイシン(スミレ科)
スミレサイシンはまさに花盛りでした
ダイセンキスミレ(スミレ科)
あ゛〜〜っ これだーー
小さな小さな黄色いスミレが目に入りました
ダイセンキスミレです
稜線手前の登山道で私たちを出迎えてくれたのでした
稜線を少し歩いて池の段に出ました
竜王山(1256M)
吾妻山(1239M)と大膳原
御陵比婆山(1264M)
『神眠る山』はどっしりとした大きな山容です
池の段のケルン
ダイセンキスミレ(スミレ科)
風を避けるように岩陰で小さな花を咲かせています
ダイセンキスミレ(スミレ科)
こんにちは^^
側弁の基部には毛が密生していますね
ダイセンキスミレ(スミレ科)
小さな距はガク片に ほとんど隠れています
ショウジョウバカマ(ユリ科)
ウラジロハナヒリノキ?(ツツジ科)
『この果実何の果実かな?』と思って撮影しました
図鑑で調べたところ幹の感じなどからツツジ科のハナヒリノキが一番近いように思いました
でもハナヒリノキの分布は近畿以北・・・
もう少し調べると山形〜伯耆大山まで分布するウラジロハナヒリノキにたどり着きました
さて・・・^^;
レンゲツツジ?(ツツジ科)
こちらも『何だろう?』でしたが・・・
さて・・・^^;
ダイセンヤマヤナギ?(ヤナギ科)
池の段や稜線に咲く花はまだわずかですが
穏やかな山の表情を楽しむことが出来ました
ヤマザクラ(バラ科)
フウロケマン(ケシ科)
ボタンネコノメソウ(ユキノシタ科)
マルバスミレ(スミレ科)
オオルリ
沢の近くではオオルリ♂2羽が♀の気を引こうとがんばっていましたよ^^
オオルリ
大きな声でさえずっていました
ミゾゴイ
わかり難いですが 画面中央少し右よりの笹の隙間から見える茶色い鳥影がそれです
この後首を伸ばして擬態し
出てきた野ウサギに驚いて木の上に飛んでいきました
今日のお宿「休暇村 吾妻山ロッジ」に到着♪
休暇村 吾妻山ロッジ
なんと標高1,000Mにあるお宿です
ロッジから吾妻山の登山口まで少し散策してみました
吾妻山山頂を望む
ダイセンキスミレ(スミレ科)
登山口近くでもダイセンキスミレが迎えてくれました^^
ダイセンキスミレ(スミレ科)
雑木林と夕映え
夕食後まーさんは夕映えを撮影に・・・
吾妻山とヘルクレス座周辺の星
これもまーさんが楽しみにしていた吾妻山の星空です
なにしろ星の数がすごかったそうです(@ @)
(吾妻山の星空をもっと見たい方はこちらへ^^)
翌朝は雨模様でしたがロッジの周辺を散策してみました
朝のひょうたん池
ロッジ周辺にはいくつかの池があります
ひょうたん池は林に囲まれ静かなたたずまいです
ひょうたん池
ひょうたん池より吾妻山を望む
雨上がりで山頂付近はガスがかかっていました
ひょうたん池
大池
大池にはコイがいます
大池のコイたち
うぉーーっ
コイの くち・口・口・口・・・・
ロッジで売っている100円の餌を与えたのはケチなこざる隊員ではありません(笑)
オオタチツボスミレ(スミレ科)
クロツグミ
美しいさえずりが聞こえてきました
オオルリ??
と思って見てみると・・・
白いお腹に黒い斑点
黄色いくちばしにアイリング・・・
クロツグミでした
クロツグミもあんなにきれいにさえずるのですねー・・・
初めて黄色いスミレに会うことが出来ました。
ダイセンキスミレは、芽吹き始めの大きなお山に抱かれて咲く
すごく小さくてかわいらしい花でした。
by まーさん&こざる隊員