3月22日

春は来たのか?!十種ヶ峰・・・

 

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徳佐盆地より十種ヶ峰(988.8メートル)

いいお天気になりました・・“徳佐のマッターホルン”です!(長門富士とも言うようですが・・・)

SLやまぐち号も走り始め 陸橋の上には一時間も前からSL撮影の人がカメラを準備して待っていましたよ

 

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“鬼に金棒の木”!

林道を登っていたらこんな木に出会いました

こんな木初めて見ました・・・イボイボがあってしかも先端にトゲが!!

まーさんが「これを持ってこざるを追いかけるのさ!」と言っていました・・・

で勝手に“鬼に金棒の木”と名付けてしまったのでした・・・

幹の太さは直径20センチ以上あったでしょうか?

何の木なんでしょう?どなたかご存知のかた教えて下さい!

→カラスザンショウ(ミカン科)

忘れん坊さんに教えていただきました ありがとうございます

図鑑に書いてありましたが西日本の沿岸林には嫌と言うほど生えているそうです・・・みんな見たことある??!

 

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“ガンソク”=クサソテツ(オシダ科)

これ!生け花の花材として使ってました

さわると胞子が飛び出して思わず悲鳴を上げて逃げ出す まーさんでした!

帰って図鑑で調べるとガンソクはクサソテツの別称でクサソテツの胞子葉が成熟すると

濃褐色となりちょうど雁の足のように見えることからこの名が付けられたそうです

またクサソテツの若芽は山菜として食べる“コゴミ”なんですね!

 

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チマキザサの海

十種ヶ峰山頂はチマキザサにおおわれ 輝いています

 

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ネコヤナギ(ヤナギ科)

山頂直下 水が地面からしみ出しているところに生えていました

近くには“熊野神社”の小さな祠があります

銀色の綿毛が光ってきれいでした

 

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ヒオドシチョウ(タテハチョウ科)

蝶は高いところが好きなのでしょうか?十種ヶ峰山頂に3羽〜4羽・・つるんで飛んでいました

時々とまってはカメラを構えるまーさん部隊をおちょくりに来ます

この蝶 図鑑で調べてみると6月に羽化して翌年の5月まで生きるそうで

活動するのは羽化直後の6〜7月と越冬後の3〜5月だそうです

今は十種ヶ峰の長い冬を越えてうれしい春!なんですね

“てふてふひらひら いらかを越へた”  by山頭火

“てふてふひらひら ’ヶ峰を越えた”   byこざる隊員  そのまんまやないかー!・・・うきゃっ!!

 

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十種ヶ峰南尾根

“南壁”と呼びたいような険しい尾根です

徳佐盆地から見えるのはこの南尾根で“マッターホルン”と呼びたくなるような山容です

今回は頂上からこの尾根を少し下まで降りてみました

急登のやせ尾根でちょっとでもバランスを崩せば“しゃいなら〜!!!”の世界・・・ちょっと怖いです

 

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ハコベ(ナデシコ科)

その険しい南尾根に咲いていたハコベです・・・こんなところに・・・

雄しべの数が5個・・・ハコベかコハコベどちらにもあてはまりますがどちらかというとコハコベかな?

でも茎の色を見ていなかったのでした!

 

久々の山登りでぐったりと疲れ、更新が一日遅れてしまいました!

十種ヶ峰に行って来ました。

スキー場の駐車場に車を停め、車道を歩いて登りました。

いいお天気で、歩いていると暑いくらいでしたが

途中の日陰にはやはり雪が残っていました。

見る限り出会った花はフキノトウ、ハコベ、そしてネコヤナギ・・・。

山は芽吹きの直前でしょうか。

花がないと何の植物だか??のまーさん部隊ですので、

もう少ししてまた訪ねてみたいと思いました。

でも頂上では浮かれて遊ぶ蝶々にも出会ったし、やはり春!

そんな十種ヶ峰の一日を楽しませてもらった まーさん部隊でした。

by まーさん&こざる隊員