4月12日

エヒメアヤメを訪ねて・・・(防府市西浦)

 

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ショウジョウバカマ(ユリ科)

エヒメアヤメの自生地は下草が刈られ日当たりの良い環境が維持されています

ここはこの環境ごと保護されているのでワラビ一本・ゼンマイ一本も採ることは許されません!

ショウジョウバカマものびのびと咲いていました

 

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シハイスミレ(スミレ科)

距も花茎もそして葉っぱの裏もムラサキです!

他にもタチツボスミレやニオイタチツボスミレなどもたくさん見られました

 

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センボンヤリ(キク科)

センボンヤリも!ここはある意味秋吉台と環境が似ているのかもしれませんね!

 

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エヒメアヤメ(アヤメ科)

写真では大きさがわかりにくいかもしれませんが高さが10センチほどの小さなアヤメです

初めて見たとき出る言葉・・・「かわいいー!!」

手前に翁のヒゲのように流れているのは昨年の葉が枯れたものです

花が咲いたあと夏にはこの小さな葉も50〜80センチにも伸びるそうです

 

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エヒメアヤメ(アヤメ科)

今年は開花が遅かったようでまだつぼみのものがたくさんありました

小雨に濡れたエヒメアヤメです・・・

 

ここ数年毎年訪ねているエヒメアヤメの自生地に今年も行って来ました。

昨年こざる隊員が見つけて新しい番号札がつけられた株は成長したかしら・・・?

ありました、ありました!

でも昨年見つけたときとそう変わらず、花の咲くのはまだまだ何年も先のようです。

成長するのにも本当に何年もかかるんですね。

自生地も保存会や保護観察員の方々の保護活動がないと自然のままでは

荒れ地と化してしまうそうです。

農耕や生活のための下草刈りが行われなくなったためです。

草刈りや山焼きがあってこそ今の環境が維持されている秋吉台とも

なんだか似ているような気がします・・・。

by まーさん&こざる隊員