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3月19日

見に行こう!“タカの渡り”@角島の巻 

 

ホウロクシギ

海岸にはいろんな鳥がいましたが

中に一羽だけ変わった鳥が・・・

“旅鳥”のホウロクシギでした

くちばしが長〜いんです



ハマダイコン(アブラナ科)

浜に咲く小さなハマダイコンはひときわ色鮮やかです



フラサバソウ(ゴマノハグサ科)

たくさんの群生を見かけました

毛むくじゃらですネ!



トウダイグサ(トウダイグサ科)

名前の由来は全体の形から時代劇に出てくる室内の照明器具“燈台”だそうです

岬の“灯台”ではなかったんですネ

“燈台下暗し”の“燈台”もこっちだそうです・・・

あー 勉強になった!



シロバナタンポポ(キク科)

いいお天気で光をいっぱい集めて咲いていました



タチツボスミレ(スミレ科)⇒ツヤスミレでした

葉には光沢がありました

日本海側に生えるテリハタチツボスミレというのがあるそうです

分布は青森県から福井県までの低山となっていましたが・・・


ツヤスミレはタチツボスミレの海岸型で葉に光沢があり

主に西日本の海岸付近に見られるそうです


教えてくださったとんびさん どうもありがとうございました!



セイヨウタンポポ(キク科)



オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)

光あふれる春の野辺・・・



イヌノフグリ(ゴマノハグサ科)

山口県では初めて見ました!

右の青くて大きな花がオオイヌノフグリです

比べるとものすごく小さくてびっくりでしょ!?

ほんのりとピンクの花は かわいい“おわん型”です



イヌノフグリ(ゴマノハグサ科)

しばらく眺めていると花が中心から少し盛り上がり

次の瞬間ポロリと落ちてしまいました

咲いていてもほとんど目立たないので

落ちていたら全く気づかずに通り過ぎてしまったことでしょう



ノミノフスマ(ナデシコ科)

衾(ふすま)とは夜具(布団)のことだそうです

小さな葉っぱを蚤の夜具にたとえたとのこと

葉っぱのお布団で寝る蚤の姿・・・

かわいい!?



トビ

上空ではたくさんのトビが旋回を繰り返していました



ハイタカ?

そう!今日は“タカの渡り”を見に来たのです

でも今から海を渡ろうとしているタカははるか上空を飛んでいて

よく確認することができなかったのです・・・



?(?科)⇒ウシオハナツメクサ(ナデシコ科)・帰化植物でした

漁港の近くの少しぬかるんだ空き地に咲いていました

帰化植物でしょうか・・・?


教えてくださったとんびさん どうもありがとうございました

まーさん部隊も帰化植物図鑑を購入しなければ!




タイトゴメ(ベンケイソウ科)

色鮮やか!

紅葉の名残でしょうか

キャンディーみたいですネ



何アザミ?(キク科)

葉には産毛が生えていてとっても背の低いアザミでした

これは白花ですが

赤紫の花が多いようです



アオモジ(クスノキ科)

角島へ向かっている途中の道沿いに

アオモジ地帯を見つけました

アオモジは海の近くにあるというイメージでしたが

少し内陸に入ったところだったので意外でした










角島へ行ってみました。

“タカの渡り”を見るために・・・。

でも低いところを飛んでいるのはトビばかり。

やはりこれから海を渡ろうとするタカは、はるか上空を飛ぶみたいで

よく確認することはできませんでした。

もう少しいろいろと勉強しなければ・・・。

“タカの渡り”は残念な結果でしたが、うれしいこともありました。

昨年平尾台で初めて見たイヌノフグリを

この角島でも見つけることができました。

本当に小さくて目立たない花です。

県内で出会ったのは初めて。とても希少な花だと思います。

盗掘されるような花ではありませんが

環境の変化などでどんどん生息地が減ってきているのでしょう・・・。

昔ながらの自然がこの角島でいつまでも残ってくれることを願います。

 by まーさん&こざる隊員