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4月23日

スミレ咲く森@十種ヶ峰の巻 

 

オトメスミレ(スミレ科)

タチツボスミレの白花で距に紫色を残すものをオトメスミレというのだそうです

牧野富太郎さんが箱根の乙女峠で発見したのでオトメスミレ

ロマンチックな名前ですねー



ニオイタチボスミレ(スミレ科)

大輪のニオイタチツボスミレです

丸顔ですね〜!



フイリフモトスミレ(スミレ科)

山の上に咲いているけど麓スミレ・・・

これは葉に白い斑が入っているのでフイリフモトスミレです

とても小さくてかわいらしい花です



オオタチツボスミレ(スミレ科)

タチツボスミレより花も葉も大型です

葉は丸く明るい緑色で葉脈のへこみが目立ちます



サワハコベ(ナデシコテ科)

足袋が並んでいるような花びらの形・・・



ショウジョウバカマ(ユリ科)



ハクサンハタザオ(アブラナ科)

「白山」という名前から高山植物を想像しますね

低山から高山まで広く分布しているそうです



徳佐方面

山の緑は少しずつ春の装いに変化していきます



クマタカ

山頂ではるか上空を飛ぶ鳥(猛禽)を見つけました

しばらく飛んで他の鳥とバトルをした後津和野の方へ飛んで行きました

『トビではなさそうだし何だろう?』

画像もはっきりしないのですがきらら浜自然観察公園のレンジャーさんに写真を送って教えていただきました

「クマタカに間違いない!」そうです

この画像で見分けられるなんてやっぱりレンジャーさんってスゴイ!










しばらくぶりの十種ヶ峰です。

春の遅い十種ヶ峰にもたくさんのスミレが咲き競っていました。

スミレや野草をゆっくり観察した後、山頂で目撃した鳥がクマタカだったのですね。

図鑑で調べるとクマタカは森との関わりが強く、一年を通して

同じ地域になわばりを持つそうです。

またいつか出会えるでしょうか?

“十種ヶ峰太郎”(勝手に命名・・)に!(雌だったら“十種ヶ峰子”??)

この豊かな自然と森が守られていきますように・・・。

 by まーさん&こざる隊員