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5月14日

また来ちゃったの!大潰山@広島県の巻 

 

ウスギヨウラク(ツツジ科)

ウスギ(薄黄)といいながらこれは少しピンク色です

別名はツリガネツツジだそうです

ユニークなかたちですねー



チゴユリ(ユリ科)

やさしい木漏れ日の下

うつむき加減に咲くちいさなチゴユリを見つけました



ダイセンミツバツツジ(ツツジ科)

おひょ〜っ!!満開だぁー



サルトリイバラ(ユリ科)・雄花

ふっふっ・・サルもひっかかるという鋭い棘はまだやわらか・・・

『うぎゃ〜っ 去年のにひっかかったぁー』



ユズリハ(トウダイグサ科)

ほぉ〜・・・こんな山の上にパイナップルが・・・

じゃなくて・・!

これはユズリハの花!!

昨年の葉はもう若葉に代を譲っているようです・・・

ユズリハ(トウダイグサ科)雄株雄花

まるで珊瑚細工のようですね



ヤマキマダラヒカゲ

真っ向から撮ってみました・・

山地性でミズナラなどの樹液に集まり獣糞で吸汁する?!そうです・・・

花にはあまり寄って来ないんだって!



ミツバアケビ(アケビ科)

大きいのが雌花 後ろのちっちゃいのが雄花です

この花を見ると“ハーレム”という言葉を思い出してしまいます・・

逆ハーレムなんだけどネ!



サクラスミレ(スミレ科)

まーさん部隊を2週連続で大潰山に引き寄せた花は?

このサクラスミレだったのです!

(左奥の二枚の葉がサクラスミレの葉です)

咲いているところを見たかったけど あと1日早かったみたい・・・

どんな素敵な花が咲くのかなぁ?!

来年の楽しみにとっておきましょう



ミヤマセセリ♀

このミヤマセセリもspring ephemeral(春の短き命)なんです

雌は雄より少し大きめでしかも派手

ミヤマセセリ♂

こちらは地味な雄

雌と追いつ追われつ・・仲良くしてましたぁ!!

ん?休憩中?



ユズリハ(トウダイグサ科)

雄花と比べ とっても地味な雌花を見つけました

でも実がなるのはこっちだもんねー



オトコヨウゾメ(スイカズラ科)

かわいい花ですが名前はオトコヨウゾメ・・・

オトコオミナエシの名を思い出してしまいます・・・

『ガマズミ類をヨソゾメと呼び果実を食べるが

オトコヨウゾメの果実は食べられないので“男”をつけた』そうですヨ!(図鑑よりです・・)



アカハネムシ

『よいしょっと・・』

笹の葉から笹の葉へ移動中・・・

素敵な赤い羽ですね





ここからは吉和村あたり

イワガラミ(ユキノシタ科)

急な崖に見事に咲き乱れていました

遠くの谷からは『キョロロロロロロ・・・・』

アカショウビンの鳴き声がこだまして・・・



クロタキカズラ(クロタキカズラ科)

見たことのない花・・・

帰って図鑑を総めくりで調べました

分布は中国地方や四国・九州

山地のやや湿ったところにまれに見られるそうです



タチシオデ(ユリ科)雄花

地味だけどおしゃれ!



コケイラン(ラン科)

さりげなく存在を主張してましたヨ



アオサギ

夕暮れ時のあぜ道に何を想うかアオサギくん・・・



オシドリのカップル

およ〜っ!こんなところにオシドリさん!

オスはメスを追っかけてました・・・

メスは逃げてましたけど・・・










2週連続で大潰山に登りました。

サクラスミレに会いたくて・・・。

葉っぱやつぼみの様子からサクラスミレであることは確信しましたが

残念ながらほんの少し早かったようで、咲いた姿を見ることはできませんでした。

でも一週間違っただけで山に咲く花の様子もかなり変わっているのがよくわかりました。

今回もいろんな発見があって楽しい自然探索だったなぁ!

また行こう!西中国山地。クマ鈴を鳴らして・・・。

 by まーさん&こざる隊員