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4月9日

山里に春が来た!@山口市の巻 

 

ツバメ

飛んでいる姿はよく見かけるのですが

こうしてとまっているところをじっくり見たのは初めてです

・・・若いツバメかしら??!



キセキレイ

黄色が鮮やかなキセキレイさん

せわしなく尾っぽを動かすものだから・・・(笑)



山里の春

向こうに見える寺子屋(今は地区の集会所)ではちょうどお花見宴会だったようです

中から出てこられた少し赤い顔をしたおじさんが うろちょろしているあやしいこざる隊員に

寺子屋のこと そして地区の名のいわれなどをおしえて下さいました

地区の名は「国木」

約800年前 俊乗房重源上人(しゅんじょうぼうちょうげんしょうにん)が

東大寺再建のため徳地から木を切り出したという話は有名ですね・・・

そんな深い歴史がこの地に育まれていることを改めて知ることができました・・・



ジロウボウエンゴサク(ケシ科)

今年もかわいいジロボウに会えました



コオニタビラコ(キク科)

田んぼのあぜに咲くちいさな黄色い花

春の七草の“ホトケノザ”はこのコオニタビラコのことだそうです



ムラサキケマン(ケシ科)



イカリソウ(メギ科)

イカリソウももう咲いていましたよ



シロバナツクシコスミレ(スミレ科)

白色のコスミレです



クシバタンポポ?(キク科)

昨年もここで見たこのタンポポ・・・

大きくて一瞬セイヨウタンポポ?と思うのですが・・・

クシバタンポポ?(キク科)

総苞片はごらんのとおり反り返っていません

図鑑やネットで調べたのですがいまひとつよくわからなくて・・・



イヌナズナ(アブラナ科)

楕円形の果実がかわいいですね

イヌナズナもここで見たのが初めてです



スズシロソウ(アブラナ科)

山里に春を告げる花のひとつですね



ノミノフスマ(ナデシコ科)

小さな葉っぱを蚤の衾(お布団)に例えたそうですよ

なんだか絵本の物語が生まれてきそうな名前ですね





佐波川の上流方面へとさかのぼっていきます

ヤマルリソウ(ムラサキ科)



アオイスミレ(スミレ科)

春一番に咲くスミレ・・・

葉っぱの形からヒナブキとも呼ばれるそうです



ヤマエンゴサク(ケシ科)

ジロボウに似ていますがこちらはちょっと気取っていますよ!



ニリンソウ(キンポウゲ科)

小さなニリンソウはイチリンソウに先駆けて咲くのですね



ハルトラノオ(タデ科)

渓流沿いに見つけたハルトラノオ・・・

ハルトラノオ(タデ科)

赤い葯がおしゃれですね










今は山口市となった徳地。

佐波川を上流へとさかのぼってみました。

毎年訪ねているコースですが、ほんの少し時期を変えて覗いてみると

また違った表情を見せてくれるものなのですね。

お花見宴会をしていた地元のおじさんのおかげで

今回はちょっぴり歴史についても触れる事ができました。

渓流の音と、花々の色彩あふれる

春の山里探索でした。

 by まーさん&こざる隊員