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4月15日

すみれ!菫!スミレ♪@十種ヶ峰の巻 

 

ケイリュウタチツボスミレ(スミレ科)[地上茎のあるスミレ]

「タチツボスミレの渓流型変種で

増水すると完全に冠水するような河川中流域の川原に生える」スミレです

これもそんな所に生えていましたよ

花弁は細く繊細な感じ

葉の基部は切形で表面には光沢があるのが特徴です



オオタチツボスミレ(スミレ科)[地上茎のあるスミレ]

こちらはもう少し岸に寄った所に生えていたオオタチツボスミレ

花の形も違っていますよね

オオタチツボスミレ(スミレ科)[地上茎のあるスミレ]

オオタチツボスミレの花の赤ちゃん

ちょこん・・って・・・♪

オオタチツボスミレ(スミレ科)[地上茎のあるスミレ]

花の横顔

距は白いのが特徴です

オオタチツボスミレ(スミレ科)[地上茎のあるスミレ]

出ましたぁ!「托葉」です・・・

托葉の形もスミレの見分けポイントのひとつなのですよ♪

オオタチツボスミレの托葉はタチツボスミレより切れ込みが浅いのが特徴だとか。。。

他のを撮ってないので比較できないってばーー(爆)

すみません・・・



山頂を望む

気持ちのいいお天気ですねー



タチツボスミレ(スミレ科)[地上茎のあるスミレ]

普通のタチツボスミレは逆に珍しいようですね



ショウジョウバカマ(ユリ科)

山登りを始めた頃・・・最初に覚えた野草だったかな?



オオタチツボスミレ(スミレ科)[地上茎のあるスミレ]

またまた登場 オオタチツボスミレです

オオタチツボスミレ(スミレ科)[地上茎のあるスミレ]

「やや湿り気のある環境を好む」のだそうです



コツバメ

今年も出逢えました!

春にしか出逢えない蝶 “spring ephemeral(春の短き命)”と呼ばれる蝶の一種 コツバメさんです

見失ってしまうほどひらひらとすばやく飛ぶかと思えば

笹の上で羽を閉じたまま コテンと横になって日向ぼっこしたりしてましたよ

とまってくれないと写真に撮れないんですけどね(笑)

しばらく遊んでもらいました



アセビ(ツツジ科)

これは淡いピンク色ですね

山頂付近にはたくさんのアセビが咲いていました

図鑑によると先に紹介したコツバメさんの食樹にもなっているようです



ハクサンハタザオ(アブラナ科)

あこがれの「白山」の名前のついたハタザオです

分布は北海道・本州・四国・九州とほぼ日本全土のようです



ニワトコ(スイカズラ科)

「枝は放物線を描くようにのび 独特な樹形になる」と図鑑に書いてあります

なーるほど・・

ニワトコ(スイカズラ科)

黄色い花が咲いていますね

どんな花でしょうか?

ニワトコ(スイカズラ科)

花のアップです

へーっ!結構かわいい花なんだ♪

あ それと余談ですが『キクラゲはニワトコが好き』(by nokisinobuさん)なんだそうですよ

ニワトコの木にはキクラゲがつくことが多いそうです



新緑

新緑の萌える季節ですねー

『ふーっ』・・・思わず深呼吸したくなります・・



キランソウ(シソ科)

地獄の釜のふたもどんどん勢力を拡大中ですヨ



クロモジ(クスノキ科)

クロモジの花も咲いて・・・

春ですねー

クロモジ(クスノキ科)

クロモジは雌雄別株です

これは雄花

クロモジ(クスノキ科)

そしてこれは雌花

図鑑で調べていてわかったのですがクロモジには他にも「ケクロモジ」とか「ウスゲクロモジ」とか

いろいろと種類があるみたいですね

ここでご紹介したのが何クロモジ?かは・・・謎です。。。(爆)



オトメスミレ(スミレ科)[地上茎のあるスミレ]

タチツボスミレの白花で距に紫色を残すものをオトメスミレといいます

オトメスミレ(スミレ科)[地上茎のあるスミレ]

距にわずかに紫色が残っているようなので「オトメスミレ」としましたが

距まで白い「シロバナタチツボスミレ」といってもいいかもしれませんね

シロバナタチツボスミレはオトメスミレより珍しいのだそうです



ニオイタチツボスミレ(スミレ科)[地上茎のあるスミレ]

ここのニオイタチツボスミレは花びらに白い斑が入っていますよ

ニオイタチツボスミレ(スミレ科)[地上茎のあるスミレ]

ニオイタチツボスミレ(スミレ科)[地上茎のあるスミレ]

ニオイタチツボスミレの香り・・・

まだ嗅いだことがないのは・・・私だけ?



フモトスミレ(スミレ科)[地上茎のないスミレ]

日当たりのいい乾いた所が好きみたいですね

とても小さな花です






さーて それでは次のところへ♪

ニリンソウ(キンポウゲ科)

峠の民家の近く・・・お地蔵さんのそばに咲くニリンソウです



ヒゲマルバスミレ(スミレ科)[地上茎のないスミレ]

やあ 今年も逢いに来ましたよ

ぴったりのタイミングだったみたいです

マルバスミレですが側弁の基部にお髭が!

なので「ヒゲマルバスミレ」となります

ヒゲマルバスミレ(スミレ科)[地上茎のないスミレ]

ヒゲマルバスミレの葉っぱです

「マルバ」という名前ですが葉はまん丸ではないようですね



ラショウモンカズラ(シソ科)

「ふっくらした大きな花を京都の羅生門で渡辺綱(わたなべのつな)が切り落とした

鬼の腕に見立てた」ことから付いた名前だそうです

ラショウモンカズラ(シソ科)

すごい想像力だとも思いますが

うーん・・・確かに筋肉隆々の腕に見えますよね



タチツボスミレ(スミレ科)[地上茎のあるスミレ]

少し葉が長いようにも見えますが

これも(普通の)タチツボスミレになるのではないかと思います



ミヤマカタバミ(カタバミ科)

庭に生える黄色いカタバミはやっかいですが・・・

ミヤマカタバミは『かわいい♪』

・・・と思ってしまいます(笑)



エイザンスミレ(スミレ科)[地上茎のないスミレ]

エイザンスミレにも出逢うことができました

ここのエイザンスミレはピンク色です

エイザンスミレ(スミレ科)[地上茎のないスミレ]

こんなにたくさん咲いている株も・・・



フデリンドウ(リンドウ科)

おや フデリンドウも咲いていますね♪



ハグロシハイスミレ(スミレ科)[地上茎のないスミレ]

おーっと これはシハイスミレの葉の黒いタイプ

「ハグロシハイスミレ」ではありませんか!

それにしてもにぎやかに咲いていますねぇ・・・

ハグロシハイスミレ(スミレ科)[地上茎のないスミレ]

葉っぱは「深い緑」と言えば深い緑色ですが・・・

でも ねっ 黒いでしょ!

ハグロシハイスミレ(スミレ科)[地上茎のないスミレ]

黒い葉とかわいいピンク色の花のとり合わせがおしゃれ♪












すみれ!菫!スミレ♪

今日もたくさんのスミレに出逢うことができました。

『スミレさん、あなたのことを知れば知るほど、

あなたのことが好きになります・・・。』

 by まーさん&こざる隊員