5月30日
ニラバランの咲く頃・・・@防府市・山口市の巻
ナミキソウ(シソ科)
地元の干拓の土手にはこんな花が咲いていました
「波来草」・・・
波が打ち寄せるような海岸に生えることから「波来草」と呼ばれるそうです
ここは干拓なので今は波は打ち寄せていませんが
昔の名残りでしょうか・・・
ナミキソウ(シソ科)
ナミキソウはタツナミソウ属ですが「日本のタツナミソウ属の中で花穂をつくらないのは
ナミキソウとヒメナミキだけ」なのだそうです
そろそろニラバランが咲いている頃・・・きらら浜自然観察公園に行ってみました^^
ニラバラン(ラン科)
ひたすら地味ですが咲いていました♪
葉っぱの形がニラのようだから「ニラバラン」というのですがニラの臭いはしませんので念のため・・(笑)
ニラバラン(ラン科)
花を見ると確かにランっぽいでしょ^^
山口県では絶滅危惧カテゴリTA類に分類されています
ここのニラバランは公園の中で保護されずっと生き残って行くことでしょう
ショウジョウトンボ♀
そろそろトンボもたくさん出てきています
ショウジョウトンボですが♀なので色は赤くありません
ダイサギ&コサギ
公園外周から干潟を見るとサギ類がたくさん・・・
はるか遠くにクロツラヘラサギの姿もありました
ショウジョウトンボ♂
こちらは鼻の先まで真っ赤ですね(笑)
ベッコウトンボ
ベッコウトンボの♂成熟型
もうべっ甲色を通り越して黒くなっていますね
ヨツボシトンボ
こちらはちょっとベッコウトンボにも似ていますが
ヨツボシトンボです
キキョウソウ(キキョウ科)
別名「ダンダンギキョウ」
北アメリカ原産だそうです
今年はなぜかうちの雑草庭園にも咲いていました・・・
イヌビワ(クワ科)
果嚢は秋に黒紫色に熟しますが
食べられるのは雌果嚢の方だけだそうです
(雄果嚢は硬くて食べられない)
これはどっちかな?
ニラバランの咲く頃・・・
シギやチドリなどの旅鳥も干潟から姿を消しサギたちがのんびりと餌を捕っていました。
トンボの姿はさすがにたくさん見かけるようになりました。
葦原の水辺にはところどころにトンボ用のとまり枝と思われる枝が岸の地面に挿してあります。(絶妙の角度で・・)
面白いのはそのとまり枝にたいていトンボがとまっていること。
“思惑通り”・・・ということでしょうか?(笑)
おかげで良く観察することが出来るわけです。^^
by まーさん&こざる隊員