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8月29日

「こころの発信地」・・・山陰長門小さな旅@長門市の巻 


今日は自然探索ではありませんが久々に香月泰男美術館

そして初めて金子みすゞ記念館を訪ねてみることに・・・


 

香月泰男美術館

香月泰男美術館は田園風景の中にある小さな美術館です



香月ロード

美術館の近くには「香月ロード」と呼ばれる道ができていました



香月ロードのおもちゃの人形

歩道沿いに香月の作品であるブリキや木でできたおもちゃの巨大レプリカ人形たちが迎えてくれます



香月ロードのおもちゃの人形



イチモンジセセリ



香月ロードのおもちゃの人形



香月ロードのおもちゃの人形



イリモテアサガオ



香月ロードのおもちゃの人形



香月泰男美術館案内板



香月泰男美術館案内板のオブジェ



香月泰男美術館

美術館の中は撮影ができませんのでご紹介できませんが

皆さんも機会があったらぜひ訪ねてみてください

香月のこころがきっと伝わってくると思います





さて次に訪れたのは長門市仙崎出身の童謡詩人 金子みすゞの記念館です

金子みすゞ記念館入り口「金子文英堂」

本と文具の店を営んでいたみすゞの生家を再現した金子みすゞ記念館入り口

中はまさに昔の商家のたたずまいです

奥の記念館も立派な施設でたくさんの来館者でにぎわっていました



仙崎駅

みすゞ記念館のある商店街通りから歩いてすぐのところに仙崎駅があります



金子みすゞのモザイク肖像壁画

駅舎の中の壁面にはたくさんの人たちのメッセージプレートで描かれた

みすゞの肖像画がありました



仙崎駅

仙崎駅は山陰本線の支線 通称仙崎線の終点です



みすゞ潮彩号

みすゞ潮彩号がやって来ました

そう みすゞ潮彩号はここ仙崎出身の童謡詩人 金子みすゞにちなんだ列車なのですよ

いずれもみすゞゆかりの地である下関駅と仙崎駅の間を一日2往復しています

(夕方の2往復目は下関から滝部まで)



みすゞ潮彩号



みすゞ潮彩号



車窓の外より みすゞ潮彩号車内の売店

今日のお弁当は売り切れのようですね^^;

他にCDや みすゞの詩集なども販売しているようです



みすゞ潮彩号の指定席

1号車は指定席 2号車は自由席です

1号車の席は全て海側を向いているのですよ



みすゞ潮彩号

前と後ろのライトが切り替わり折り返しの出発準備です



みすゞ潮彩号

その後 走るみすゞ潮彩号を撮るために追いかけました^^

海の見えるビューポイントでしばし停車して乗客に景色を楽しませてくれるみすゞ潮彩号にようやく追いつき撮影

一緒に海が写せなかったのが残念^^;










掲示板でもご紹介しましたが最後に金子みすゞの詩をひとつご紹介させてください。

みすゞさんの詩では「大漁」や「わたしと小鳥と鈴と」などが有名ですが、

花の名前が出てきて印象に残っているこの詩を・・・



「みそはぎ」

ながれの岸のみそはぎは、
誰も知らない花でした。

ながれの水ははるばると、
とおくの海へゆきました。

大きな、大きな、大海で、
小さな、小さな、一しづく、
誰も、知らないみそはぎを、
いつもおもって居りました。

それは、さみしいみそはぎの、
花からこぼれた露でした。

金子みすゞ詩



 by まーさん&こざる隊員