11月1日・2日
オリオン座大星雲@防府市の巻
久しぶりに晴天になったので星を撮りました^^
11月1日
アンドロメダ大星雲(自作赤道儀使用)
90mm、F4、ISO400、ディフュージョンフィルター
45秒×2を加算合成、画像処理、トーン調整
プレアデス星団(自作赤道儀使用)
90mm、F4、ISO400、ディフュージョンフィルター
露出時間64秒、トーン調整
ヒヤデス星団(自作赤道儀使用)
90mm、F4、ISO400、ディフュージョンフィルター
露出時間63秒、トーン調整
ディフュージョンフィルターはケンコーのソフト(A)フィルターです
星の光は明るくても点なのですがソフトフィルターを使うと光が広がって写ります
11月2日
ハートレイ第2周期彗星(自作赤道儀使用)
90mm、F3.2、ISO640
露出時間72秒、トーン調整
月も隠れて今が見ごろのはずですがあまり明るくないですね^^
オリオン座大星雲(自作赤道儀使用)
90mm、F3.2、ISO640
露出時間40秒、画像処理、トーン調整
オリオン座が23時頃には東の空に上ってくるようなりました
オリオン座のオリオン座大星雲は目視でも見える明るさです
(絞り開放でISO1600ぐらいにすると固定撮影10秒でも写るかもです^^)
オリオン座大星雲があまりにもきれいなので400mmレンズで撮ってみることにしました
オリオン座大星雲(自作赤道儀使用)
400mm、F5.6、ISO640
露出時間34〜55秒×4枚加算合成(80%)、画像処理、トーン調整
今の自作赤道儀では400mmのレンズではかなりぶれます
(90mmでは問題ないです)
モーターの回転があっていれば一定方向に流れることはないのですが
モーターが1回する間の芯ずれか、モーターの振動を拾っているようです
まだまだ各部分の改善が必要です^^
【天体画像処理】
天体写真の画像処理は奥が深いようです。
全体は以下の流れです。
@画像の合成
加算平均でノイズを減少、もしくは
加算合成で露出時間の加算
(ここも割合を指定しないと露出オーバーになります)
A画像処理〜(ここはまだ理解できていません^^)
上の画像をコピーして
1枚は白化処理、シャープネスをシャープに
2枚目は少しシャープネスをソフトにする
この2枚をまた合成する。
Bトーンカーブ調整
中央を左に、左側を右にして「S字」のカーブにします
中間〜淡い光が浮かび上がるように調整します
Cγ処理
背景が黒くなります
元の画像に淡い光の情報があれば、トーンカーブの調整で
かなりきれいになります
星雲などの淡い光は露出時間を稼ぐ必要があるので
赤道儀の精度がより重要になってきます
by まーさん&こざる隊員