星撮影機材のページ2

機材

(1)デジタル一眼レフ用レンズ

星の撮影には明るいレンズが適しています

明るいレンズだとより短い時間で暗い星を捉える事ができます

F2.8でもF1.4の4倍の露出時間が必要ですので明るい方が絶対有利です




@短焦点レンズ

・35mmF2.0(キャノン)

流星の撮影ではメインで使用します

はくちょう座の中心部などの撮影に使用します



・50mmF1.4(キャノン)

オリオン座、ぎょしゃ座、かに座がちょうど入ります

明るいレンズなので撮影は楽です

露出時間が短く、星のぶれも少ないです



・90mmF2.8(タムロン)

ヒアデス星団、ペルセウス座などの撮影に使用します

花用のマクロレンズですが星の撮影にも活躍します



・400mmF5.6(シグマ)

オリオン座大星雲やアンドロメダ大星雲などの撮影に使用します

焦点距離が長く、F値が暗く露出時間が長くなるので撮影の難易度は高いです^^

太陽や月には少し短いです




Aズームレンズ

・18−55mmF3.5−5.6(キャノン)

冬の大三角などの撮影に使用します

キャノンのキットレンズです

18mmではF3.5なので流星などにも使えます

フォーカスリングの作りはいまいちですが^^



・20−40mmF2.8−4.0(タムロン)

春の大三角などの撮影に使用します

2011年の冬にヤフオクで落札したタムロンのSPレンズです

20mmではF2.8なので結構活躍しています

ただ古いレンズなので月などの明るい星があるとフレアがかなり激しく出ます



・10−20mmF4.0−5.6(シグマ)

冬のダイヤモンド、春の大曲線などの撮影に使用します

画角は一番広いのですが10mmでF4.0と暗いのでF2.8レンズの2倍の撮影時間がかかります

流星撮影には暗すぎて向いていません



(2)フィールドスコープ

ニコンEDV(40倍)+コンデジ:P5000(ニコン)

シャッタースピードが稼げる明るい被写体の撮影に向いています

太陽、月、明るい惑星の撮影に使用します

木星や土星などの惑星はコンデジのテレ端(3倍)も併用します

太陽や月にはちょうど良い画角です



(3)フィルター

@ディフュージョンフィルター

ケンコー:ソフトフィルターA

ディフュージョンフィルターは星を滲ませる効果があります

標準から広角のレンズで使用します

レンズが長いほど効果が大きくなります

90mmまでのレンズを使った星座や星団の撮影にはお勧めです^^



ディフュージョンフィルターの効果比較

 

左:フィルターなし、右:フィルター有り

オリオン座(自作赤道儀使用)

50mm、F2.8、ISO400

50mmや90mmではかなり効果が大きくでます^^




AND100000


マルミ:ND100000

太陽撮影用の減光フィルターです

金星の太陽面通過では活躍してくれました











 by まーさん&こざる隊員