8月17日
こざる隊員の歴史探訪シリーズ^^〜百日紅の花咲く〜真夏の仏像拝観@防府市の巻
最近お寺や仏像になんだか心惹かれるこざる隊員・・・
久々に周防国分寺を訪ねてみました
土塀の鐙瓦
「國」という字の書かれた鐙瓦(あぶみがわら)です
鐙瓦というのは形が馬具の鐙に似ていることからだそうです
ちなみにあの ゆるキャラの「にしこくん」は武藏の国の国分寺跡から発掘された鐙瓦(蓮の花の文様)をモチーフとして生まれたそうですよ♪
そしてここは周防の国の国分寺です
周防国分寺は奈良時代の741年 武蔵国分寺と同じく聖武天皇の勅願によって
国家の鎮護と国民の景福を祈願するために
国ごとに建立された由緒ある官寺の一つなのです
立派な土塀です
前回2007年に訪ねた時は漆喰がはがれて茶色の土が露出していましたが
今はこのとおりきれいに修復されていました
仁王門
土塀と百日紅(サルスベリ)の花(ミソハギ科)
じりじりとした夏の日差しの下 色鮮やかに咲く百日紅の花です
仁王門
中には左右それぞれに仁王様の像が安置されています
周防国分寺のパンフレット
それでは本堂を拝観させていただきましょう
ちなみに拝観料は500円です
広い本堂には重要文化財の本尊薬師如来坐像をはじめ
多くの仏像が安置され荘厳な雰囲気です
静かに座って拝観させていただくだけでなんだか心が和みますね
真夏ですが本堂の中は風通しも良く涼しかったです
仏足跡
仏様の足跡だそうです
小学校の時遠足でこれを見た記憶があります
子ども心にこの大きな足跡がとても印象に残っていました
回廊の床下
本堂は高床式の造りになっていて床下も屈んで人が通れそうな高さです
境内
真夏の昼下がりですが境内には大きな木の木陰があり
お地蔵さまも涼しそう?です^^
奈良時代から今に残る国分寺・・・
なんだかすごいことですね。
奈良時代に思いをはせ、仏様のお姿に癒されました。
一緒に行った友達と「冬にもまた来ようね」^^と約束しました♪
by まーさん&こざる隊員